高島市
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琵琶湖の周りには、琵琶湖基準水位と田んぼの水位差などの条件で、魚のゆりかご水田に適した田んぼが約2,000haあります。そのうち、魚道の設置や農薬基準などを満たし「魚のゆりかご水田」とりして取り組んでいる地域をご紹介いたします。
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平成20年度から階段状の魚道を設置し、魚の遡上を可能にする「魚のゆりかご水田プロジェクト」を開始しました。自然豊かだった時代の田園環境や原風景を取り戻そうと、地域の活動団体「せせらぎの郷須原」が設立されました。
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平成18年度から魚のゆりかご水田に取組まれる地域です。田んぼオーナー制度により、企業や大学、また個人グループからの参加があり、令和2年度には、SDGsの取組みを評価され、毎日地球未来賞における大賞を受賞されました。
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マキノ町知内地区は高島市の北部に位置し、平成20年0.5haの水田で取り組みを始め、令和5年度には11.6haになっています。生活協同組合コープしがと提携し様々なことに取り組んでいます。
※「琵琶湖とつながる生きもの田んぼ物語推進協議会」とは環境こだわり農業に取り組み、かつ生きもののくらしに配慮した水田である「豊かな生きものを育む水田」の取組を一層拡大することを目的として、生態系保全に関する技術や情報の共有、新たに取組を検討している地域への技術指導、あるいは「豊かな生きものを育む水田」で生産される米の生産拡大および販路確保・拡大に向けた県内外への情報発信等を行うことを目的とする組織です。
県内の豊かな生きものを育む水田づくりの活動組織、市町・土地改良区、研究者(大学、琵琶湖博物館等)、流通関係者(JA、生活協同組合等)、協賛企業、NPO団体など、協議会の趣旨に賛同する者と事務局(滋賀県農政水産部農村振興課および滋賀県土地改良事業団体連合会)で構成されています。